スーパーマン(クラーク・ケント)のモデルもウルトラマンと同じ人物だ。
クラーク・ケントは新聞社に勤めているが、これもやはり理論的に攻撃できる環境にいたいがためだろう。
スーパーマンの武器は、空を飛べること。
世界中の情報を手にすることができる新聞業界にいるからだろう。
この業界では、事件が起こればすぐに情報が入る。
敵となる者の情報はできる限り早く持っていた方がいい。
そして、やはり孤独だ。
誰にも正体を明かせないまま戦っていかなければならない。
更には、仕事と切り離すために、服を着替えてスーパーマンになる。
もちろん仕事中も力を出すことはできるが、出し過ぎないようにしなければ周囲を驚かせてしまうだろう。
スーパーマンの最大の弱点であり強みでもあるのは、ロイス・レインの存在だ。
彼女は同じ職場の同僚で、ピューリッツァー賞を狙う勇猛果敢な女性である。
危険な目に何度も遭うのだが、賞を取るためにその意志を曲げたりしないのだ。
スーパーマンはそういう人を守ろうとする。
そして他の女性には見向きもしないで一途に愛し続けるのだ。
たとえ別れることになっても・・。
何故だろうか。
もしかしたら、スーパーマンはロイス・レインに自分と同じところがあるように感じているのかもしれない。
孤独だった彼には、自分の味方は1人もいなかった。
だからこそ、自分に似たその人をどうしても守りたいと思ったに違いない。
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